リンゴもブログも思ってたんとちがう・・・が欲しいというお話
これは女神様ですか?
いいえ、firstfilmの梶原麻美子です。
主にfirstfilmのブログ管理や編集をしています。
コワイ、コワイですね。
光のベールとはこんなにもその人の本性を隠すことができるものなのでしょうか。
(隠せてない?)
この写真をみて「こいつはなかなかコワイかーちゃんだ、しかもお腹が減っていると余計コワイ」と分かる人はほとんどいないでしょう。
対象はどうであれ、中身を覗いてみるまで本質がわからないものって多い。
しかも人ってその本質が予想通りよりもどこかギャップだったり、面白みだったり、ちょっと得した感がないと意外と記憶に残らないもの。
そういう感覚、普段の何気ない生活の中でわりとあったりしませんか?
思ってたんとちがう・・・
現在、長野に住んでいる私。
ありがたいことに、長野はリンゴの時期になると沢山の方から大量のリンゴを頂きます。
我が家のリンゴストックもついに底をついたので先日スーパーで購入。
久々にお金出して買ったりんごが蜜ナッシーの味ウッスー身がカスカッスーの残念アッポーだった。ツヤ色重さ、コレは絶対美味しいやつだと思ったのに。開いて見なきゃわからないなんてソレなんてブログ
— まみかじ (@mamik0_k) January 31, 2017
決して作ってくれた方へのクレームではありません。
(残念アッポーと表現させて頂いてますが、リンゴ王国じゃない方が食べたら普通に美味しいと思うレベルのリンゴ)
だんだん長野歴が長くなってくると、リンゴの見た目で品種やある程度美味しいリンゴを見分けられるようになってくる。
スーパーに納品に来られる農家の方からだったり、突然話しかけてくれるおじいちゃんおばあちゃんからだったり、そしてひたすら食べて食べて、学びます。
これは自分で美味しいリンゴ検証を行なった時の写真。(笑)
「ふじ」や「サンふじ」という品種で重みがあってお尻が黄色くて透明感のあるリンゴはだいたい蜜入りで美味しい!とくに茎がしっかりしていてその茎の周りの皮にシワのあるものはさらに水々しいよ!
そんなこんなでリンゴマスターのような顔をして買ったリンゴが思ってたんとちがう・・・となってしまったあの日。
そうなると残念と一言では言い表せない、まだまだ美味しいリンゴを見分ける能力が足りなかった自分への悔しさと、でもどうせなら蜜たっぷりでジューシーなリンゴが食べたかったなというなんともまどろっこしい感覚。
なんせこれまで大量に頂いていたリンゴが蜜たっぷりで甘くてジューシーなものだったから・・・。
でも欲しいのは「思ってたんとちがう・・・」
それでリンゴとブログ、どう関係があるのかって。
お金を払って買ったのに(こんなに時間を使って読んだのに)、絶対美味しいと思わせる姿形だったのに(物凄い期待させるタイトルだったのに)、中身が思ってたんとちがうと非常に残念な気持ちをもたせてしまうのだと、自分を戒める意味であの日ブラック麻美子がボヤいたのでした。
勝手に「お金を出して買うリンゴは美味しいもの」という思い込みもあったと思います。
じゃ、そのリンゴが予想通りの味だったら?そこで私は100%満足してたかしら?とも考えます。
きっと少しでも「思ってたより美味しい」がないと脳みそが覚えていてくれなかっただろうなと。
読まれたブログ記事だって「今回は残念だったな」で終われば良い。
たった一回の「残念だったな」が書き手の、その会社の信用を失うことに繋がる場合もある。
逆に、
たった一回の「想像以上に役に立つ内容だった」、たった一回の「このタイトルからこんな展開になるとは!」という良い意味でのギャップを感じてもらえたならば。
それでやっと読み手の脳ミソの引き出しの取り出しやすいところにストックしてくれる。この人の記事を、この会社の記事をまた見たいと思ってくれる。
そう、良い意味での「思ってたんとちがう・・・」が欲しい!
(firstfilmのスタッフに届け、この想い!笑)
そうは言っても数打ちゃ当たるで大量出荷しても労力の無駄になってしまう。。
出来る限り値段と見た目以上に美味しいのものを常時出荷して、自分たちの作るリンゴのファンを増やしいく。。
失敗を恐れず、ひとつひとつ丁寧に丁寧に愛情を込めて出荷することが大切だなと改めて感じた次第です。
それと最近強く思うこと。
他のリンゴ屋さんのリンゴを見て、やっぱりあっちのほうが美味しそうとか、自分の作り方は間違ってるのかもとか、自分に自信がもてなくなってしまわないような強靭なハートをもつこと。これ大事。対象者私です。笑。
自分の考えや意見を自由にインターネットで発信できる時代だけど、流されない勇気も必要だなと、日々SNSを覗いていて思うわけです。かっこよく言えば信念を貫くことなのかな。
もちろん、多くの意見から学べることや自分の間違いに気づかされたりもするけれど、自信を持って発信したものにしか誰も心を動かされないよねって思います。
(その反面強く発した意見て、間違っていても「それが正しいのかも」と思わせてしまうこともあるのでさじ加減も必要。。)
まだまだ私も道半ばで私なんかが語れる案件でないことは重々承知。
でも、こんなにも大量のリンゴ(ブログ記事)が出回っている中から見つけてもらうためには、あたりまえのことかもしれないけれど原点を振り返って何度も再確認しながらやっていかなければいけないなと。
そんなこんなで長野のリンゴからなんやかんと学ばせていただきました。
あぁ、今夜も今朝スーパーで買ってきたリンゴに入刀してアレコレ思うのかな、私。
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