年度末に思ふ。考える。決める。


前回の更新が1ヶ月以上経ってしまったことに驚きを隠せない、そしてこの1ヶ月の記憶があまりない梶原麻美子です。


「これから第1子が幼稚園。いろいろ不安!」

そう考えながら入園式までドキドキ過ごされてる方も多いのではないでしょうか。

分かる、分かります。


思い出すなぁ。

ピッチピチの生きのいいシャケを抱えるがごとく、息子を園バスまで運び、身につけていない靴と帽子とバッグと息子をまとめてバスに放り込み、一生のお別れのように泣き喚きながらバスの窓を叩く息子を見て、手を振りながら涙する私・・・。


そんなにお母さんと離れたくないのか・・・かわいそうに・・・

しかし、次の日も次の日も・・・そして6月になり7月になり・・・

その頃には、涙で子供を見送る母は、泣く子供に腹を立てる鬼婆と化しておりました。


そして気がつけばそんな息子ももうすぐ小学一年生。

早い、早いなぁ。


春って終わりと始まりの季節。

お正月より、この年度末のほうが一年を振り返ったり、新たな目標を掲げたりしませんか?




この一年・・・


お仕事、子供のこと、いろいろありますがやはり軸となっていたのは幼稚園でしたね。

私は幼稚園のPTA幹事をやっていました。

毎年、どこの幼稚園でも春には役員選出というものがあるかと思います。

決め方は幼稚園・保育園(保育園はほとんどそういうのがないと聞きます)で様々ですが、うちの場合は挙手、それがなければくじ引き。


とくに年長は卒園に向けた製作やお別れ会や謝恩会といった特別なイベントが多い為、多くの人が年長ではやりたくないよね・・・というのが本音ではないでしょうか?

私、ちっさい人間なので心のどこかで何もやらずに卒園できたらいいなって思ってました。


が、しっかり息子の年長クラスで真っ赤な大当たりを引かせていただきました!


やってみて・・・

もう役員はお腹いっぱい!と思えるほど、大変でした!(笑)


私はちょろっとパソコンが使えるということで沢山の資料・制作物に追われて2、3月は記憶ナシ!というほどバタついておりました。


もちろん、皆さん適材適所で仕事をやりきったなと思います。

ただ、幼稚園でも役員の8割が仕事を持つ時代。

何よりPTAのお仕事でシフトに穴を開けたり、休んだりすることがなかなか理解されないことに苦しんでいました。


役員は必要ではあるけれど、負担もかなり大きく、どこか時代錯誤だなと思える部分も正直あったり・・・


しかし、やってみなければ分からなかったこれまでの園生活を支えてくれていた裏仕事を知る機会を得て、毎日周りに生かされてると感謝の気持ちを持てたのは良かったです。


でも・・・来期は小学校の役員も当たらなかったし、ちょっとその辺はお休みしたい!(笑)



来期に思ふことはただ一つ。


子供たちの成長は早い。

気がついたらお袋とか呼ばれて毎朝ジョリジョリ髭剃りしてんだろうか。

気がついたら今までお世話になりましたとか言われて結婚式で涙するんだろうか。


いやや・・・まだ待って・・・


毎日目をしっかり見開いて、しっかり地に足をつけて・・・そうやっていないと1年、いや10年なんてあっという間だ。何かに追われると、ひたすら目の前の用件をこなしていくことしかできなくなってしまう。何よりも学ぶことを忘れてしまう。ワクワクドキドキするものを探すことを忘れてしまう。


恥ずかしながら、今期は自分に余裕がなかったなと反省。

何より、子供たちの成長にじっくり向き合ってあげられなかった。


娘よ、いつの間に字が書けるようになったんだ。


来期は子供たちの急成長に私も追いつけるように。

自分の足で稼いできた様々な学んだことを子供たちに胸を張って伝えられるように。

そしてワクワク、ドキドキする日々を。


過ぎていった時は戻らないのだから。

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